黒潮雑貨(黒潮コンビニエンス)


黒コンも今年で20周年を迎えました。
いつのまにやら半分以上表紙描いてる・・・。 

高知県には毎年夏開かれる同人誌即売会「黒潮雑貨」なるものがある。
私はそのイベントの表紙をここしばらく描かせて頂いている。

最初はひょんなペナルティーから始まったこのイラストも、いつの間にやら12年・・・。
このHP作るまで気が付かなかった。
恐るべし黒潮雑貨ペナルティ

 私の係わった歴代の表紙たち+1
画像クリックで少し大きな絵が見えます

裏表紙の右に○印のあるものには間違い探しがあります。
トライしてみたい方はどうぞ〜。
  

最新の更新 2003/1/26

No
サークルリスト表紙
まつわり話など
裏表紙

 

XX

20

 NEW
2002/9/1 
高知商工会館 2F 3F 4F

 準備万端整って、「あとは黒コンへ行くだけ・・・」と、一休み中の龍馬と土佐太郎。
こうありたいものです。

 

XVIIII

19

2001/8/26 高知商工会館 2F 3F 4F

  20周年を目前に控え、基本に帰って新たな気持ちで熱く打ち込もう!!

表紙の時代もかなり逆行。

XVIII

18

2000/8/27 高知商工会館 2F 3F 4F

  サークルが減ってしまった黒コンにエールをおくる龍馬と黒潮土佐太郎。

 黒コンにエールを送る元気な表紙というコンセプトで作ったもの。Xの表紙と同じく絵の中にタイトルを入れ、全面で応援だ〜ファイトォ〜!!

XVII

17

1999/8/29 高知商工会館 2F 3F 4F

 原稿鯨に狙いをさだめて、漁をする竜馬と黒潮土佐太郎。

  一番新しいものです。おおっ!これは久しぶりに黒コンっぽい!日向氏も私も思わず打ち合わせの時言ってしまった表紙です。

XVI

16

1998/8/30 高知商工会館 2F 3F 4F

 イベントに向かう途中の竜馬と黒潮と佐太郎。

 自宅で仕事をする中。ふと、思い出した光景が雨上がりだった。毎回打ち合わせを無視するので、今回はと思ったのだが・・・。

XV

15

1997/8/31 高知商工会館 2F 3F 4F

 イベントは戦いだを合言葉に武装して会場へ向かう竜馬と黒潮土佐太郎。

 東京コミケに参加する為に作成していた同人誌の内容がファンタジー系だったこともあり、ふと浮かんだ構成がこれでした。日向氏との打ち合わせをまったく無視して送ったので、しばらく連絡とるのが恐ろしかった。ぶひゅ〜。OKが出て良かった〜。

XIV

14

1996/9/1 高知商工会館 2F・3F・4F

 何を考えてか銭湯でシンクロナイズドスイミングをする竜馬と黒潮土佐太郎。

 こっそりと背景にエバの銭湯と同じ絵が・・・。(だれか気付いたかな?)

 ここに来て気が付いたことが。裸の竜馬の表紙は出来が悪い・・・。そうだったのかと自分で納得。

XIII

13

1995/8/27 高知商工会館 3F 4F

 氷詰め同人誌を背負って黒コンの会場に向かう竜馬と黒潮土佐太郎。

 顔が怖いといわれた表紙。

 ・・・確かに

XII

12

1994/8/28 高知商工会館 2F 3F 4F

 黒コンに参加するためにい鏡川をいかだで下る途中、本が川の中へ落ちたのであわてて取りに行く竜馬と黒潮土佐太郎。

ここから完全オフセットリストになりました。

 水の中って無いよね。ということで、こんな案に。カヌーとかイカダなんて案もあったような気がする。
 この辺からしばらく絵柄がおかしくなる。あることに気付くまで・・・。

XI

11

1993/8/29 高知商工会館 3F 4F

 〆切りから逃げるようにヨサコイを踊り狂う竜馬と黒潮土佐太郎。と黒コン参加者たち(影)。

ここまではSTAFFの手製ホッチキス止め。おつかれさま。

 高知の祭りと言えば、よさこい祭り。そして我々には黒潮雑貨!ペンや筆を鳴子代わりに踊り狂う。

10

1992/8/30 丸の内会館と教育会館

 原稿製作中何者かに妨害を受けた竜馬とそれを守る忍犬 黒潮土佐太郎。

 イベント会場が電気ビルから変更。畳の間があるということで、今回は和風だ!それなら”黒潮雑貨”ロゴも縦書きでしょうっ。てあっさり決まったこの表紙。ノリノリでいいねー。

IX

1991/8/25 高知電気ビル8F & RKCホール

 竜馬 電気ビルを目指す。

 あ・・・暑い。黒コンはまさに猛暑の中開催される。その暑さを出す。っていうフレーズで作成した表紙。竜馬くんのキャラクターが完成したのも表紙です。

VIII

1990/8/26 高知電気ビル8F & NTTトークプラザ

 漁をする竜馬とフォローする土佐犬。

 「なにこの魚。タイ?」といわれた作品。まさしく、自分が見てもタイだよタイ。ホンとは何?なんて聞くな!

聞かないでくれ〜。

 この時から、知らないものはしっかり資料を見ようって心に誓いました。その精神は今も私の中に行きつづけているのだ。

VII

1989/8/27 高知電気ビル8F と NTTトークプラザ

 た・・・タイトルなし・・・。

これが私の一番最初の表紙。以来書きつづけている・・・。黒コンペナルティ恐るべし

VI

1988/8/28 高知会館 2F 白鳥,天平の間

 夏らしく。

これは、私が書き始める一つ前のリストです。
初参加って言うか、自分が持ってるサークルリストの中で、一番古い物がこの六号です。


他にイベント前のチラシなどもありますが、切り抜いたり脱落したりしてまともなのが少なく、ちゃんと残ってません。
あと、自他共に認める幻の失敗作 「竜馬君と黒潮土佐太郎テレカ」 があったはず・・・
私も持ってるはずだがいずこへ・・・。

   高知のお仲間に送った落書きです。

                     2000/6/2

これが竜馬君誕生以来発のカラーです。

 



黒潮雑貨うんちく
黒潮雑貨
(黒潮コンビニエンス)


今年で20周年。二十歳を迎えた高知一の同人誌即売会。

黒コン

 黒潮雑貨(黒潮コンビニエンス)の略

日向氏


この方こそ黒潮雑貨の主催者。
その名は 日向 克湖 (ひゅうが かつみ)
もちろんペンネームなのだが、参加者の中には本名と思ってる人もいるかも知れない。

 ビールで便秘をなおし
 ウオッカで下痢をなおし
 日本酒で風邪をなおし
 黒コンでダイエットす
 らしい・・・。  確かにそんな気がする・・・。

よさこい祭り


高知県の夏祭り「よっちょれ よっちょれ」と鳴子という楽器を持って高知市内を踊りまわる。

 



黒潮雑貨と私の関係
黒コンとの出会い

 私が黒コンと出会ったのは高校2年の時です。

東工業高校の漫画研究部で、このHPのリンクにもある南條工房の創設者”南條しかし”氏の同人誌に参加したことで、同人誌即売会というイベントが高知で開催されていることを知りました。

 自分での正式参加は私が3年生になってからです。
(確か・・・)

東工業漫画研は代々”瓦版”なる同人誌を発表していました。3年生になるまで私の代は参加してなかつたのですが、後があるし自分たちの代でつぶすことはできないね。ってことで、作成。黒潮雑貨で発表したことが最初です。


なぜペナルティをもらったのか

なぜ表紙を描くことになったのか

 

 ペナルティは、社会へ出て自分で作った第一号同人誌”S kyBlue Vol.I”を黒コンで発表する為の申込書を鉛筆書きで送ったことが原因です。

申し込みの締め切り前日の夜。ある電話がかかってきました。覚えている限りでの大体の会話内容は。

日向氏 :


「もしもし、黒潮雑貨の日向です。
(本名を名乗ったと思いますがペンネームで)
サークル数もオーバーしてるのでこんな鉛筆書きの申込書では落とさざるをえませんが。」

HIROSHI☆ :


「ええっ!?」
「ど、どうすればいいですか
!?」

日向氏 :


「今から書き直して本日の24時までに高知中央郵便局へ持っていけば明日の必着には間に合いますが。」

HIROSHI☆ 


「・・・き、今日そちらに直接持って行きますぅう!!」

日向氏 :


「じゃあ、”公園通り”という喫茶店で作業してますので、そちらに持ってきてください。」
(当時STAFF共々ここで書類作業をしていた)


*この電話処置はできる限り参加サークルを拾い上げようとする開催者側の配慮ですね。


 もちろんその直後、書き直しした申し込み用紙を手に”公園通り”に走りました。そこで見た光景は、サークル申込書の集計処理を黙々とする日向氏の姿。主催者の前なので、少し緊張。早速新しい申込書を渡しました。

 この後、表紙を描き続けるきっかけがありました。


日向氏 :


「せっかくやし、黒コンのチラシ頼めんろうか」
 (せっかくだから、黒潮雑貨のチラシを頼めないかな)

HIROSHI☆ :


「え、チラシですか?」

日向氏 :


「人手が足らんし、描く人がおらんがやき」
(人手が足らないし、描く人がいないの)

「描いてもらえると助かるがやけど」
(描いてくれると助かるんだけど)

HIROSHI☆ 


「あ、はい。」
 (うう。申込書のこともあるし、ここは仕方が無い)←この時の本音

日向氏 :


「黒コンは夏やき、夏のイメージで描いて」
(黒コンは夏だから、夏のイメージで描いて)

 この時のチラシは私の手元には残ってません。A4サイズでフカン構図。(男の子とセミと木)を描きました。そのUP原稿を持って行った時。「ついでに表紙もお願い」ってことになったわけです。
これが私の表紙第一号”黒潮雑貨VII”になりました。


 さらに、それから後に描いた大きなチラシ。(男の子プールで泳ぐ)図が、なんだか面白いってことと、黒コンのイメージを語った時に、「
しぶとい黒光りするゴキブリの様」と言ったら、「黒コンのイメージをよくつかんでいる」と、気に入っていただけた(らしい)ことで、さらに次の表紙へ。


 また、今では表紙の固定キャラ。”竜馬くん”と、そのお供犬”黒潮土佐太郎”
(日向氏命名)が誕生したことも理由の一つだと思います。(確かこの辺は、黒コンのイメージキャラがそろそろほしかったということだったと思う)


まだまだ広がるかも・・・。

 

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